中小企業では、「これは社長に聞かないと分からない」という仕事が結構あります。

社長が忙しいのは、判断が集中しているから

値決め、取引条件、発注判断、顧客対応、採用、承認。もちろん、社長が判断すべき仕事もあります。

でも問題は、本当は社長でなくてもできる仕事まで、社長に集まっていることです。すると社長は忙しくなり、社員は待ち、会社全体のスピードが落ちます。

判断基準を会社の仕組みに変える

では、何から始めるか。まずは、社長が1週間で何回聞かれているかを書き出してみてください。「これどうしますか?」「これでいいですか?」「この金額で出していいですか?」。何度も聞かれている質問には、ルール化できるものがあります。

社長の頭の中にある判断基準を、会社の仕組みに変える。

例えば、50万円以下なら部長承認。既存顧客ならこの条件までOK。このパターンならこの資料。こうした判断基準を少しずつ言葉にしていきます。

社長の仕事を減らすというのは、権限を手放すことではありません。社長がいなくても動ける。でも、社長の考え方は会社に残っている。そんな状態をつくることが第一歩です。

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